RoboCup2017 Nagoya Japan(ロボカップ2017)
RoboCup2017 Nagoya Japan(ロボカップ2017)
ロボカップレスキューは地震などの大規模災害を想定し、戦略を競って救助活動を行う競技です。
自ら情報収集を行いながら、瓦礫や障害物を乗り越えてロボットが救助活動を行う「レスキューロボットリーグ」と、コンピュータ画面上で刻一刻と進行する災害地域において,沢山の自律ロボットのチームワークによる救助活動をシミュレータ上で行う「レスキューシミュレーションリーグ」があります
災害現場を想定したフィールド内に複数配置された被災者をロボットが探索して発見や救命活動を行います。ロボットは操縦機構と自律機構を併せ持ち、カメラ、温度センサー、二酸化炭素センサーなどを搭載しています。ロボットの障害走破回数、発見した被災者の数、操縦者の人数などによって採点が行われます。 例えば、凹凸のある災害現場や回転するパイプの障害物を乗り越えて通行するなどの操縦性と走破性、自律型の場合は自律走破性が試されたり、鉛直で斜めの棒を押して進んだり、押し型・引き型のドアの開閉や通り抜け、触る、回る、はずすなどの器用さが要求されるタスクもあります。
・レスキューロボットリーグ http://wiki.robocup.org/wiki/Robot_League
コンピュータ内に作られた市街地で大規模災害が発生したことを想定し、「エージェント」と呼ばれる救助隊や消防隊、道路警戒隊を導入して、市民などの要救助者を探して救助するシミュレータ内の競技です。
例えば、火事を消火する消防エージェント、建物から市民を救助する救急エージェント、壊れた道路を修復する土木(啓開)エージェント等が協力し、被災者の探索と救助を行います。被災地の災害状況は視覚情報、通信情報(音声・無線)、各エージェント自身が取得した情報です。火災の状況や、建物の中に要救助者がいるかどうかはエージェントが近付いて確認する必要があります。通信情報は実際の災害現場と同様、音声と無線通信です。音声はエージェント同士が声で状況や意思を伝達したり、要救助者が助けを呼ぶ声などです。無線は救助センターと救助エージェント、その他のエージェントが通信によって共有できる情報です。
火災も温度、燃焼度、倒壊度などの数値が与えられ、数値は順次変わっていき、延焼した家屋が燃え尽きたり、近隣の建物に飛び火、建物の倒壊など、災害は進行していきます。市民も自力で歩いて避難所に向かう人もいて、その場合は倒壊した道路を修復して安全な避難路を確保することが重要となります。
・レスキューシミュレーションリーグ http://wiki.robocup.org/Rescue_Simulation_League
ルールが解りやすく解説されています
2017から高校生、高専生、大学学部生を対象した競技会 ラピッドリー マニュファクチャード ロボット競技(http://comp.oarkit.org/)を開催します。RMRC競技会は、災害現場での探索、救助活動を題材にして、限られた空間で活動するロボット、センサなどの技術の入り口になるタスクを取り上げています。
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ロボカップ2017名古屋大会事務局
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