RoboCup2017 Nagoya Japan(ロボカップ2017)
RoboCup2017 Nagoya Japan(ロボカップ2017)
ロボカップジュニアは、11歳以上19歳以下の子どもたちが参加する「ジュニアリーグ」です。
最も重視されるのは助け合い、チームみんなで力を合わせる「協同」学習の場を提供することです。
子供たちの好奇心や探究心を引き出し、ロボットの設計や製作に挑戦できる競技テーマを設定しています。
ロボカップジュニアの種目は「サッカー」「オンステージ」「レスキュー」があります。
ロボカップ2017名古屋世界大会は「レスキュー」を除いた競技で「プライマリ」(14歳以下)と「セカンダリ」(19歳以下)の年齢区分が設けられています。11歳から14歳だけのメンバーのチームはプライマリ、1人でも15歳から19歳のメンバーを含むチームはセカンダリとなります。
各チーム2台のロボットで行うサッカー競技です。2台のロボットはBluetoothかZigBeeによる相互通信が認められています。
また、ロボットは直径22cm×高さ22cmの円筒形状に収まるサイズと規定されています。
ロボットの重量によって「オープンリーグ」(2.4kg)と「ライトウエイトリーグ」(1.1kg)に分けられます。前者ではオレンジ色のボールを、後者は赤外線を発光するボールを使用します。ライトウエイトリーグにはプライマリとセカンダリの年齢区分があります。
フィールド(ピッチ)のサイズは122cm×183cmです。周囲は壁で覆われていますが、フィールドの白線内でのみプレイします。この白線からロボットが完全に出るとペナルティが与えられます。試合時間は10分間ハーフの前後半で競われます。
自チームの守備側のゴール前エリア(ペナルティエリア)内では守備側のロボットに優先権があり、この中で両軍が押し合いになると攻撃側はプッシングの反則となります。また、ペナルティエリア内に2台のロボットを配置してディフェンスすることは認められていません。
「レスキュー」というテーマで子供たちのロボットが様々な障害をのりこえて被災者を無事に見つけ出す競技です。 ロボカップジュニアのレスキューはロボカップレスキューとは異なるルールで行われます。決められたラインに沿ってロボットが移動する「ライントレース」(Rescue Line)、迷路の中を進む「メイズ」(Rescue Maze)があります。大小様々な障害物も置かれていて、被災者を素早くみつけて救助することが高得点に繋がります。タッチセンサーなど様々なセンサーを駆使して、障害物やラインの切れ目、坂などをいかに制御するかがポイントです。
また、「コスペース」(CoSpace)と呼ばれる、シミュレーション画面内で救助を行う競技もあります。被災現場のフィールドに合わせ、その場でプログラムを作成し救助活動を行い、さらには、作成したプログラムをダウンロードした実機でも競技を行います。 今年から「プライマリ」(14歳以下)と「セカンダリ」(19歳以下)の年齢区分が設けられます。
ジュニアリーグのみに設定されていて、発想力や芸術性が特に問われるのが「オンステージ」です。ルールによる制限が少ないことも大きな特徴です。ロボットの台数や大きさにとらわれず、ロボットのメカニズムの探求したり、ロボットと人間のコラボレーションを目指すなど、自由な発想で競うことが最大の魅力です。 オンステージの審査方法も独特で、ロボット(と人間)が演技をするパフォーマンス審査とともに、面接方式のインタビュー審査も行われます。出場する子供たちはインタビュー審査を通してプレゼンテーションや説明する能力、工夫でも競います。審査の基準は「プログラミング」「構造・構成」「センサーの使用」「振付け」「衣装」「エンターテイメント性」6つのカテゴリーに分かれています。今年から「プライマリ」(14歳以下)と「セカンダリ」(19歳以下)の年齢区分が設けられます。 ロボットと共同したアート表現の要素があるため、家族みんなで観覧するのにも楽しい競技です。
・ロボカップジュニア http://wiki.robocup.org/wiki/Junior
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ロボカップ2017名古屋大会事務局
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